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BBQをするとき、毎回野菜を焦がしてしまう人も多いのではないでしょうか。
お肉ばかりに手が伸び、気がつくと網の端っこで丸焦げになっていることも少なくありません。
網の端は弱火ですが野菜が焦げる理由があります。
それは、水分が蒸発してしまうからです。
ピーマンやナス、たまねぎ、人参は90パーセント以上、時間がかかるかぼちゃでも80パーセント以上の水分が含まれていますが、高温で焼けば簡単に蒸発してしまうのです。
焦がさないように焼く方法を知っていれば、野菜も美味しくいただけます。
コツは単純なことですが、焼き過ぎないことです。
時間ではなく、一度に網にのせる分量に注意してください。
食べる分量だけにして、すぐに食べてしまえば真っ黒になることはありません。
お肉の周りに彩りを与えたいものですが、食べる人数が少なければ無理に焼かないようにしましょう。
二つ目の方法は分厚く切ることです。
人参や玉ねぎは輪切りにしますが、火が通りにくいものでも少し分厚くカットしましょう。
丸ごと焼いてしまうのも一つの方法です。
ピーマンやパプリカ、ジャガイモ、たまねぎ、ナスなどは丸ごとの方が、甘みが出て美味しくなります。
火が通りにくい場合は、アルミホイルで包むと蒸し焼きのように仕上がります。
バターとお醤油を少し垂らすとBBQソースで食べる味とはまた違った味が楽しめるためおすすめです。
種類によって直接焼くものと、蒸し焼きにするものに分けるのもいいかもしれません。
ジャガイモや玉ねぎはバター、ナスはミートソースとチーズ、松茸はお醤油などそれぞれ味を変えると、飽きないでしょう。
それ以外のものは直接焼いた方が美味しいです。
また、トウモロコシは皮付きでないのであれば自宅で下茹でや蒸してから焼く方が丸焦げになりません。
時間がなければレンジで温めるだけで仕上がりが違います。
アルミホイルがないときはオイルを塗るだけでも美味しくなります。
オリーブオイルに塩の組み合わせは薄味になりすぎず、いい感じに仕上がるでしょう。
焦げにくくもなるため一石二鳥です。
このようにBBQでも工夫をしてみてはいかがでしょうか。