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普家族で集まって食べる食事は格別なものです。
中でもBBQは室内とは違う開放感があり、青空の下で和気あいあいと楽しめることが魅力です。
しかし、BBQを行うには道具を1から準備しなければいけません。
揃える為の費用がかかるだけでなく、準備や片付けが大がかりであったり、収納するためのスペースも必要になったりします。
そこで、家族だけなど少人数で楽しみたいという時に便利な道具が七輪です。
七輪というと、昔の人がサンマやうなぎを焼いているというイメージを持つ人も多いかもしれませんが、BBQにも使える優れた道具でもあるのです。
七輪は持運びにも便利で、大き目の七輪が一台あれば5人前くらいの食材なら焼くことができます。
BBQに七輪を使うメリットの1つに、少ない炭で食材を焼くことができるという点が挙げられます。
炭が少ないのでコンロに比べて出る煙やにおいも抑えることができるため、周囲のことを気にしないで楽しむことが可能です。
また、炭火によってもたらされる赤外線の効果によって食材の旨味を閉じ込めながらしっかりと中まで火を通せます。
炭だけでなく、七輪を作っている珪藻土からも赤外線が出るためダブルの効果で更に美味しく調理ができるところが魅力です。
七輪は日本で昔から使われてきた道具で、炭があれば10分程度で火をおこすことができます。
遠赤外線効果や火加減の調整のしやすさなど、じっくりと小規模な焼き物をするときに最適です。
丸型だけでなく角型のものもあり、一台あたりの金額も2000円前後なので手軽に始めてみたいという人にお勧めです。
火をおこした後は、肉、魚、野菜などで炭の量を調整して火加減できます。
火が強すぎれば、通気口の窓を狭くして酸素量を減らして、熱量を弱くして微調整できるでしょう。
火加減が弱くなれば、炭を足して新鮮な酸素を送れば、すぐに火力は回復します。
七輪の中では熱に逃げ場がなくこもるため、熱エネルギーが無駄なく使えて少ない量の炭でも十分でしょう。